副業サラリーマンにとって、領収書がもらえない出費は悩みの種ですが、領収書がないからといって自腹を切る必要はありません。
そこで活用すべきなのが「出金伝票」です。
出金伝票とは、領収書が手元にない場合に、支払った事実を自ら記録して証明書代わりにする書類のことです。
提出義務こそないものの、客観的な証拠とセットにすることで税務調査の際に経費証明出来たり、確定申告の際に正確に金額を把握するのに役立ちます。
今回はその書き方と、税務調査でも困らない対策を解説します。
1.「出金伝票」を使いこなす
領収書がない場合、自分で支払いの事実を記録する出金伝票を作成します。
文房具店や100円ショップで手に入る普通のものでOK。
出金伝票に必ず書くべき4項目
- 日付: 実際に支払った日
- 支払先: 店名や氏名、鉄道会社名など
- 金額: 支払った総額
- 内容(摘要): 何のために使ったか(※最重要)
ポイント
内容欄には「打ち合わせ代」だけでなく、「〇〇社 担当者名と今後のプロジェクトに関する打ち合わせ」のように具体名を出すことで、事業との関連性が一気に高まります。

① 二枚構成 ➁ 四枚構成版を下からダウンロードできます
①[📥PDFをダウンロード] ➁[📥 PDFをダウンロード]
2. 【ケース別】領収書の代わりになる証拠
出金伝票だけでは不安な場合、以下の証明をセットで保管しておくと、税務上の信頼度がアップします。
| ケース | 補強する証拠(エビデンス) |
| 電車・バス代 | モバイルICカードの利用履歴印字、または移動ルートのメモ |
| ご祝儀・香典 | 招待状、葬儀の案内状のコピー、振込明細 |
| 割り勘の飲み会 | お店のショップカード、Googleカレンダーの予定画面の保存 |
| 自動販売機 | 出金伝票に「〇〇駅ホーム自販機、会議用飲料」と詳細を記載 |
3. 税務署を納得させる証拠の補強テクニック
今の時代、証拠は紙である必要はありません。デジタルツールをフル活用しましょう。
- スマホで写真を撮る: 冠婚葬祭の案内板や、セミナーのチラシなどを撮影しておくだけで、後から事実を証明出来ます。
- カレンダー連携: 会計ソフトへの入力日と、Googleカレンダーなどの予定が一致しているか確認しましょう。整合性が取れていることが信頼に繋がります。
4. まとめ:会計ソフトへの即時入力が最強
今回ご紹介した出金伝票を使えば、レシートがない経費も正しく計上できますが、一つ大きな欠点があります。
「確定申告の時に、結局PCで打ち込み直す必要がある」という点です。
しかし、クラウド会計ソフトなら、出金伝票さえ不要になります。
アプリで「いつ、誰に、いくら払ったか」を入力するだけで、複式簿記の帳簿が自動で完成します。
年末の「伝票の山を前にした徹夜作業」から解放するなら、今が仕組みを変える絶好のタイミングです。
「出金伝票を書いたら、会計ソフトにも入力」という習慣を作れば、日付や金額がデータとして確定するため、紛失のリスクからも解放されます。
そんな会計ソフトについて易しくまとめたので、是非確認して下さい
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